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エジプト産シナモンバーク精油（Cinnamon Bark Essential Oil）


【香りのルーツと特別性】
この精油は、エジプトで育ったシナモンの樹皮（バーク）だけを使い、現地で丁寧に水蒸気蒸留した、とても特別な一本です。
葉から採れる精油もありますが、樹皮からの精油は香りが濃厚で甘く、特に希少とされています。

古代エジプトでは、シナモンは遠くインドやスリランカから紅海交易で運ばれる貴重な香料でした。
王族や神官だけが手にすることを許され、「太陽の香り」と呼ばれて神殿儀式やミイラの香油に用いられていました。

そして現代、エジプト南部やナイル上流域の温暖な土地で、シナモンの木が栽培されています。
この精油は、国内で育ち、国内で蒸留されることによって、鮮度と香りの力強さを併せ持ち、古代の香りを、そのまま今に持ってきたようなオイルです。


【古代エジプトとのつながり】
神殿では「太陽の香り」と呼ばれ、祭壇に焚かれたり、場を清める儀式に使われました。
ミイラ作りの香油や軟膏の材料としても記録があり、魂を安らぎの香りで送り出す役割を担っていました。
女王ハトシェプストのプント航海の記録にも、シナモンと考えられる香料が登場します。


【香りの特徴】
• 樹皮ならではの甘く濃密なスパイス香
• バニラを思わせるやわらかな甘さ
• クローブのような温かみと心を高める刺激
• 少量でもしっかり広がり、長く余韻が残る


【香りの系統】：ウォームスパイシー


【おすすめの使い方】
• 芳香浴に：フランキンセンスやスイートオレンジとブレンドして温かみを演出
• リラックスタイムに：読書や音楽の時間に香らせて気持ちをゆるめる
• 香油づくりに：ホホバやその他のキャリアオイルに1滴加えて深みのある香りに


【歴史的な香りの再現】
瓶を開けた瞬間、甘くスパイシーな香りがふわっと広がり、
神殿の柱の間を抜ける風や、黄金色の光景が自然と浮かびます。
香りを吸い込むだけで、ほんのひととき古代の時間を旅するような気分に。
そんな魅力を持った精油です。



【内容量・仕様】
• 学名：Cinnamomum verum（バーク）
• 原産国・蒸留地：エジプト
• 抽出方法：水蒸気蒸留
• 内容量：5ml
• 保存方法：冷暗所で密閉保存



【ご注意】
• 皮膚刺激が強いため、必ず高濃度で希釈してご使用ください。
• 妊娠中、乳幼児、敏感肌の方には芳香浴での使用をおすすめします。
• 飲用不可。直射日光・高温多湿を避けて保管してください。