Sacred Oils of the World(世界の聖油)
カルダモン(インド産)3ml
カルダモンCO2 (Select)[インド産/3ml]
官能と神聖、甘さと清らかさが重なり合う香り。
「スパイスの女王」カルダモンは、かつて王たちの寝室や神殿の香炉にありました。
その香りは、“目に見えぬ衣”として古代の王たちに纏われ、
時には知性の象徴として、時には媚薬として、人の心と体を温めてきました。
古代と現代をつなぐスパイスの香りのしずくが、内なる炎にそっと寄り添います。
【植物の背景】
カルダモン(Elettaria cardamomum)は、インド南部のケララやカルナータカ州の山岳地帯で育つショウガ科の植物。
古代から香辛料として重宝され、「スパイスの女王」とも称されてきました。
古代エジプトでは口腔ケアや香料、神への奉納品として使用され、
ギリシャ・ローマでは香油や媚薬、薬用スパイスとして広く親しまれていました。
アラビアの世界では、「愛を呼び起こす香り」として貴族の香油に用いられた記録も残ります。
【香りの特徴】
香り:甘く温かくスパイシーで、ほんのり柑橘を感じさせる爽やかさ。明るさと深みを兼ね備えた香りです。アップリフティングで、カルダモンをそのまま感じていただけます。
【香りの作用と魅力】
心に:不安や緊張を和らげ、気持ちを明るく前向きに。疲れた心を元気づける温かな香り
体に:胃腸の不快感や冷え、消化不良に寄り添い、内側からの温もりを促します。
霊性に:祈りや瞑想の前に。思考を静かに澄ませ、空間を清める香りとしても親しまれてきました。
【おすすめの使用シーン】
• 朝の気分転換や集中力を高めたいときに
• 芳香浴で活力を取り戻したいときに
• カルダモン × フランキンセンス:祈りや精神統一の香りに
• カルダモン × オレンジ or ベルガモット:明るく軽やかな日常の癒しに
• カルダモン × スパイクナード:深い静寂と女性性の調和に
【クレオパトラとカルダモンの香り】
香りは、古代の王たちが纏った“目に見えぬ衣”。
クレオパトラは香油や香水を巧みに調合し、
香りを「知性と魅力を伝える力」として使いこなしていたと伝えられています。
プトレマイオス朝エジプトでは、紅海交易を通じてインドの香料が数多くもたらされ、
カルダモンもまた、クレオパトラの香りのパレットに含まれていた可能性が高いと考えられます。
甘くスパイシーな香り
体と心を温める
媚薬としての伝承
儀式や沐浴、官能の香油の素材として
官能、癒し、聖性、そして記憶。
カルダモンは女王の知性と官能を纏う香りとして、現代の私たちの心に響きます。
【商品情報】
• 原産国:インド
• 学名:Elettaria cardamomum
• 抽出部位:種子
• 抽出方法:CO2(Select)
• 内容量:3ml
• 容器仕様:遮光瓶入り
• 保存方法:冷暗所で保管してください
【ご使用上の注意】
• キャリアオイルなどで希釈してご使用ください。
• 妊娠中・授乳中の方、小さなお子様への使用は避けるか、医師や専門家にご相談ください。
• 使用中に異常が現れた場合はすぐに使用を中止し、医療機関にご相談ください。
• 飲用は絶対にしないでください。
• 高温多湿、直射日光を避けて保管してください。
• 火気厳禁。精油は可燃性です。
• 開封後はなるべくお早めにご使用ください。
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